以前、当ブログでもご紹介した「プラットフォームセレクトCTA」ですが、おかげさまで複数社からご発注を頂き、徐々に事例が出てきましたので、今回はそちらを少しご紹介させて頂きます。
【ゲーム業界向け】ユーザーの離脱を防ぎ、プラットフォームへの誘導を最適化
近年、スマートフォンだけでなく、PCや家庭用ゲーム機など、複数のプラットフォームで同じゲームタイトルがリリースされることが増えました。
「プラットフォームセレクトCTA」は、こうしたマルチプラットフォーム展開を行うゲームのプロモーションに最適です。1つの広告クリエイティブから、ユーザー自身が遊びたいゲームプラットフォームを1クリックで選択することが可能になります 。

上記の図のように、広告内に「iOSでプレイ」「Androidでプレイ」「PlayStation®5でプレイ」「STEAM®でプレイ」といった複数のCTAボタンを設置し、それぞれが直接各ストアのページに遷移します 。
これにより、
- 「広告 → LP → 各プラットフォーム」という従来の長い導線を短縮し、ユーザーの離脱を防ぎます 。
- CVタグの設置なしに、どのCTAボタンが多くクリックされたかを弊社側で計測し、効果を把握することが可能です 。
- MMPツール「adjust」との連携により、PC広告経由でのスマートフォンアプリのダウンロードといった、クロスデバイスでの成果計測にも対応できます 。
事前登録の段階から、ユーザーが希望するプラットフォームへ直接誘導できるため、より質の高いユーザーの獲得が期待できます。
【EC事業者向け】機会損失をなくし、コンバージョンパスを最適化
自社ECサイトに加え、Amazonや楽天市場など、複数のモールを横断して商品を展開されている事業者様も多いのではないでしょうか。
従来の広告では、例えば「Amazon用」「楽天用」と個別に広告を用意する必要があり、「普段楽天を利用しているユーザーにもAmazonへの広告が出てしまう」といった機会損失が発生していました 。
「プラットフォームセレクトCTA」を活用すれば、1つの広告に「公式サイトで購入」「楽天で購入」「Amazonで購入」といったボタンを並べて表示できます 。これにより、ユーザーが普段から利用している、あるいはポイントを貯めているECモールを自ら選べるため、コンバージョンパスの最適化に繋がります 。
また、この機能のメリットは購入だけにとどまりません。
- ユーザーが普段使うモールの商品ページへ直接遷移させることで、購入だけでなく「カートへの追加」や「お気に入り登録」といった行動も期待できます 。
- CTAボタンの一つを「公式Instagramはこちら」のように設定し、SNSへのフォロワー獲得に繋げるなど、ご要望に合わせた柔軟なカスタマイズが可能です 。
現状、各ECモールでのCV計測はできませんが、公式サイトであればCVタグ設置による計測が可能です 。また、どのCTAボタンがクリックされたかのデータは、弊社担当者よりレポートとしてご提供できますので、お気軽にご相談ください 。
まとめ
いかがでしたか?
今回ご紹介した以外にも、「プラットフォームセレクトCTA」は様々な活用が可能です。もちろん、別プラットフォームへの送客に限らず「同一ドメイン内の異なるコンテンツページへの遷移」も可能ですので、どちらのページ遷移が多いのか、ユーザーの興味を測るA/Bテストなども実施することができます 。
クリエイティブについては静止画はもちろん、動画やプレイアブルといったリッチな表現にも対応可能で、様々なご要望にお応えできる柔軟さが強みになっております。
ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。