目立つだけじゃダメ!効果的にクリエイティブを配信する秘訣とは?~クリエイティブ最適化機能から分かった運用方法~

こんにちは。
アイモバイル アドネットワーク事業部アカウント営業マネージャーの松山と申します。

これから、代理店様や広告主様への情報を
私からこのブログを通して発信していきたいと思います!

さて、昨年リリースさせていただきました『クリエイティブ最適化機能』ですが、
リリースより多くの問い合わせをいただいております。

そこで、クリエイティブ最適化による配信事例や活用術をご紹介させていただきます。

クリエイティブ最適化機能とは?

こちらの機能は弊社の持つ広告運用技術「自動最適化機能」の1つになります!
これまでの「自動最適化機能」では、CPAやROASなどの運用指標に応じて掲載枠毎に入札単価を最適化していました。

それが『クリエイティブ最適化機能』を追加したことで、掲載枠×クリエイティブ毎の効果に応じて入札単価が変動し、さらに配信量の自動調整も可能になったのです!

もちろん、効果が著しく悪いクリエイティブは自動で配信停止されるので安心してご利用いただけます。クリエイティブのABテストのために均等配信することも選べるので、広告主様の状況に応じて使い分けができます。

機能利用事例

クリエイティブ最適化機能で、掲載枠に応じてどのようにバナー配信量が変動しているかについて、下記グラフをご覧ください。
こちらはメディアAにおける、ある案件(業種:書籍)のバナー配信量の変動となります。

配信当初はimpの比率は3本であまり差がついていません。
しかし、10日目に新たに2本のバナーを追加し配信を行ったところ、
最初の3本のバナーよりも効果が良く、その後、impに大きな差が現れました。

クリエイティブ最適化機能とはこのようにCVRの差によってimpを変え、効果状況に応じて自動調整することが可能です

もちろん、著しく効果の悪いバナーは入札単価が自動で下がっていきますし、自動フィルタもされるので毎日チェックする手間も省けますよ!

掲載メディアによって効果の良いバナーは異なります

ここで勘違いされてしまうのが効果の良いバナーはどんな媒体でもCVRが高いとは限らないということです!

クリエイティブは掲載されるメディア・デザイン・設置場所との相性も重要になります。

こちら掲載されたメディア別のCVRです。

※表に使用されているバナーは実績を基に弊社側でデザインしたものを使用しています。訴求内容やデザインの参考にしていただければと思います。

1番CVRの高かったバナーを黄色にしています。
同じ案件でも、メディアによって効果のよいバナーが異なる場合がほとんどです。

クリエイティブ最適化機能ではメディアの掲載枠ごとの数値も抽出し、配信量を調整することができるので、弊社のもつ何千ものメディアを1つ1つご確認いただく必要はありません。

しかし、より多くのメディアで良い効果を出したい場合は、
様々な訴求のバナーを複数本入稿することが大切です!!

クリエイティブ最適化機能を有効に活用するために

これまでにお話しした内容を踏まえて、機能を最大限に活用できる内容をご紹介します。
是非ここだけでも覚えておいていただけると広告運用においてより改善できるのではないでしょうか。

【これをやればばっちり!OK事項】

①複数訴求のアクティブなバナーを4~5本等複数入稿。
→掲載枠に応じてクリエイティブが最適化される!

②キャンペーン全体の平均CPAやCVR軸での精査は行わない。
→掲載枠に対して効果が悪いバナーは配信量や単価が自動調整、またはフィルタされる!

③定期的に新規バナーを入稿する。
→効果の良いバナーの配信量が多くなるため、ユーザーに同じバナーが配信されないようリフレッシュを!

【これだけはやってはいけない!NG事項】

①配信可能バナーが1本だけ
→クリエイティブ最適化機能の意味がなくなってしまいます。

②配信可能バナーが10本以上~
→配信本数が多いとそれだけ各バナーにimpが分散してしまうため、1バナーあたりのクリック減少が起こり、最適化までにお時間がかかる可能性があります。

以上が弊社がお勧めするクリエイティブ最適化機能の活用術です。
広告主様は入稿の際に、是非今回の内容を意識していただけると幸いです!

それでは!!

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